機械式時計は定期的なメンテナンスをして大切に愛用しましょう

ぜんまいと歯車が時を刻む

機械式時計は、ぜんまいと歯車が連動して動くことによって時を刻みます。ひとつひとつのパーツの造りは繊細で、時計職人が小さなパーツを造り組み合わせることによって動くことができます。時計職人の腕の光るところです。そのため、一般的な電池で動くクォーツ時計とは違って高価なものが多くあります。男性用の50万円以上する高価な腕時計はほとんどが機械式時計です。長く愛用していくためには、定期的なメンテナンスがとても大切になります。

とても繊細な機械式時計

機械式時計は2日ほど動かさずに放置してしまうと、動きが止まることがあります。クォーツ時計に比べて繊細な造りのため取り扱いには注意が必要です。クォーツ時計は月に数秒程度の時間差が発生しますが、アナログな機械式時計は日に数秒程度の時間差が起こります。少しの衝撃や時計を付けていたときの姿勢などで、時間の狂いには差が出てきます。頑丈にできている高級時計でも数千円のクォーツ時計より繊細です。初めて機械式時計を手にする方は取り扱い方法についてよく購入店に説明を受けておいたほうが良いでしょう。

代々受け継ぐことができる機械式時計

機械式時計は、ぜんまいと歯車が動き続けることによって時計としての機能ができるので、当然それらは年数が経つごとに磨耗していきます。基本的に3~5年ごとにメンテナンスをすることをおすすめします。高価なものですとメンテナンス代だけで数万円は必要になります。そのような理由からも機械式時計がステータスの象徴のような存在であり続ける理由でもあります。ただ、クォーツ時計に比べてメンテナンスをきちんと行っていれば数十年は使用することができます。高級時計を扱うブランドでは1950年代の時計のメンテナンスでも請け負っているほどです。パーツを自作して修理をしてくれる民間の時計修理業者もあります。結果として機械式時計もしっかりとした造りのものであれば30年以上は使用することができるので、多少高価でも購入する価値はあります。女性が愛用のアクセサリーを子どもに受け継いでいくように機械式時計も代々受け継いでいくことができます。

高級腕時計の代名詞パテックフィリップは、トゥールビヨンなどの高い技術を盛り込んだ高性能のゼンマイ式時計を製造しています。